ファイナルファンタジーXIV(FF14)とドラゴンクエストX(ドラクエ10)のハウジング撤去について比較してみました。
ハウジング撤去とは
MMORPGでは土地を購入して、自分の家を建てられたりしますね。家具を置いたりして飾り付けて楽しむことができ、ひとつのコンテンツとなっています。
ゲーム内で用意されている土地には限りがあるので、長期間ログインしない人のハウジングは撤去される仕様となっています。これは限りあるリソースを有効に使うために仕方のないことかもしれません。新しくゲームを開始した人が土地を買えない状態というのも良くないですからね。
ファイナルファンタジーXIVとドラゴンクエストXのハウジング撤去の仕様を比較してみました。
FF14のハウジング撤去
FF14の場合は45日ハウスに入室がない場合は撤去となります。FCハウスの場合はフリーカンパニーのメンバー、個人ハウスの場合はオーナーの入室が必要となります。
課金してログインしていてもハウスに入室しないと、そのハウジングは撤去されてしまいます。メールで通知が来るようですが、気づかずに撤去された人もいるみたいですよ。
転売対策で撤去された土地はすぐに購入できない仕組みとなっていて、ハウジング撤去に気づいて買い直すというのも難しくなっています。
ハウジングが撤去されると、居住区担当官から土地購入価格の80%のギルと庭具/調度品を回収することができます。ただし自動撤去から35日が経過すると回収できません。
土地代金の80%は期限付きで返却されますが、家(建築物権利証書)は返ってきませんね。撤去時に消滅してしまう庭具/調度品も消えてしまいます。課金して購入した庭具/調度品も消えてしまいますね。
ドラクエ10のハウジング撤去
ドラクエ10では1年以上ログインしていないとハウジングが撤去されてしまいます。アカウントで判別しているので、サブキャラクターの場合はログインしていなくても大丈夫みたいです。
土地が回収されると、土地を購入できる「タダ土地チケット」と家具や庭具などが郵便で送られてきます。ゴールドや家具などが消えることはなさそうです。水槽に入っている魚や、畑の収穫物まで送られてきますよ。
いくつかの設定が消えてしまうのと、スライムチャイム(FF14の交流帳に相当)のメッセージは残せないみたいです。
FF14とドラクエ10を比較
FF14は45日間で撤去、ドラクエ10は1年で撤去となります。FF14はかなり短い期間でハウジングが撤去されてしまいますね。撤去までの期間が短いのとハウスに入る必要があるので、ログインしている人が撤去されてしまうという事態が起きてしまいます。
FF14の撤去までの期間が短いのはおそらく少ない土地を有効に使うための施策なのでしょう。また45日以上ログインしない人が復帰する可能性が低いのだとおもいます。数字を見るのが得意な吉田P/Dが、復帰率の数字を見て決めた日数ですからね。
一方でドラクエ10は1年間の猶予があるので、バージョンアップごとにストーリーを楽しむという遊び方が定着していると思われます。復帰しやすいゲームなのでしょう。
ゲーム内資産の保護はドラクエ10では徹底されていますね。ハウジングが撤去されても失う物はありません。
FF14は返金されるのは80%だけで、消滅する庭具/調度品もあります。また35日経過で回収できるギルも消えてしまいます。プレイヤーの努力を軽くみている感じがしますね。
まとめ
ファイナルファンタジーXIVとドラゴンクエストXのハウジング撤去について比較してみました。
ドラゴンクエストXの方が撤去までの期間が長く設定されていて、ユーザー目線の運営がされていますね。
ファイナルファンタジーXIVはとにかく早く撤去をしたいようで、コストのことばかり考えているように感じます。